まずは確認事項をリストアップしよう

マイホーム建築にあたっては、工務店と複数回商談してから契約することが多いです。従って、商談は契約金額の打ち合わせだけでなく、いろいろな事を確認しておくチャンスでもあるのです。しかし、商談中に質問すべき事項を考えているようでは、本当に確認したいことを質問することが出来ないまま契約してしまうことにつながります。そこで、商談をする前に、自宅等で工務店の担当者に質問すべき事をリストアップしておくことが重要です。しかもこのリストアップは書面にしておくと良いでしょう。工務店の担当者との商談という普段経験しない場面で、緊張のあまり質問すべき事を忘れてしまうという事態も起こりえますが、書面を持っていくことで回避できます。

商談中に確認すべき必須のポイントとは

商談中に確認すべきポイントはいくつかあります。まずは地盤調査・改良費の確認です。工務店によっては、建物着工前に地盤調査・改良が必須としているところがあります。しかし、これらの費用は廉価な金額でできるものではなく場合によっては、100万円以上かかるケースもああります。従って、事前に地盤調査・改良の大体の相場を確認し、その費用も踏まえて予算を決めましょう。次に重要なのは工期です。この工期の確認は、アバウトな数字ではなく、「〇月〇日までに契約すれば、〇月〇日までには完成しますか?」と確認しましょう。工期の確認は引っ越しのスケジュールをたてるためだけでなく、建てるまでの間にどれぐらい家賃等がかかるのかを把握することにつながります。